セルフマネジメント
イメージするような快適でアグレッシブな身体を造っていくためには、セルフマネジメントがとても大切だと僕は考えています。
セルフマネジメントと聞くと難しいように感じますが、直訳すると自己管理、もっと簡単に言えば自分の身体のこと、心のことを解ってあげようね。というような感じです。
たとえば、
どれくらいの頻度で整体を受けたら調子が良いのか?
何をしたら痛くなるのか?
何をすると調子が良くなるのか?
どんな食生活をすると調子が良いのか?
どんなことで自分はストレス発散できる、自分のご機嫌を取れるのか?
など。
こんなこと当たり前だよ!と思う方も多いとは思うのですが、実はわかっていてもできていない人がほとんど。
僕が理想なものをお伝えすることはできますが、ご自身の体感が大切だと感じています。
とは言っても「全然わからん!」という人もいると思いますので、その場合は僕と一緒にいいものを探して行き合うものだけを取り入れてもらえればと思います。
また身体の不調は、今の動作や生活習慣は身体に無理があるよ、負担がかかっているよ、ケアが足りていないよ。と身体が脳を介して教えてくれるサインです。
ですので身体に起きている不調は「治してもらう」というものではなく、今のご自身の現状を受け入れ快適に豊かに生活を送るために大切なステップだと僕は考えています。
身体を悪くする原因を知る
動作、姿勢
人それぞれ動作にはクセや特徴がありますが、好ましくない動作や姿勢は身体のバランスをくずしてしまいます。
腕の力だけを使って荷物を持っていたり、足を組むクセがあったり、大分県の南蔵院にある涅槃像のようにこめかみに手を置き横たわりながらテレビを見ていたり…
長年の蓄積
身体は事故のような強い衝撃がない限り、徐々に変化していきます。長年の姿勢の悪さ、不摂生、ケア不足などの積み重ねにより、30〜40代辺りから痛みなどの症状として顔を出すケースが多く見受けられます。
長年の積み重ねにより出てしまっている症状は、とても根深いです。ある意味その人の歴史みたいなものです。笑
このケースの場合1ヶ月2ヶ月ですぐ症状が改善するか?と言われると難しいです。多分それはどこに治療へ言っても同じ回答だと思いますが数十年の積み重ねが、数週間、数ヶ月で良くなってたまるか!って感じですよね。笑
できる限り「その日の疲れはその日のうちに解消しよう!」というのが理想ではありますね。
食生活の乱れ
人間は口から取り入れたものから身体が造られています。
食生活が乱れると身体を造る材料の質が落ちてしまうので当然造られる血液、筋肉、骨格の質も悪くなってしまいます。
簡単に言えば疲れやすく、疲れが取れにくい身体になって免疫や自然治癒力も落ちてしまいます。
ケガや事故
ものすごく健康的にストレスフリーな生活をしていても事故やケガで身体を悪くすることはあります。
よく捻挫がクセになるとか、昔ムチウチをしてから調子が悪い。というようなお話を聞きます。
ケガや事故などによって強い衝撃を受けると身体は固まります。また場合によっては歪んだ状態で固まりバランスをくずします。痛みが消えても骨格などの調整をせずに歪みが残りバランスがくずれたままだと不調は起こりやすくなります。
睡眠不足
長い時間寝れば良いのか?と言われるとそういうわけではありません。長すぎても身体は疲れてしまいます。
一般的に理想の睡眠時間は6〜8時間と言われていますが個人差がありますので、ご自身のベストな睡眠時間を見つけてもらえればと思います。
また睡眠中は成長ホルモンがよく出るため、脳のメンテナンス、脳を活発にして身体の修復、回復を促し疲労回復してくれます。
観念の強さ
「こうあるべき、〜しなければならない」という考え方は、ホルモンバランスや自律神経のバランスを乱れさせてしまいます。
そしてこうあるべき!というような考え方は脳が考えることに体力を使い酷使するため、とても疲れ、免疫力も落ちてしまいます。